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おひさまのかたち

日々つれづれ。剣道・読み語りなど

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お知らせ

 この所コメント欄へのスパムが多くて面倒この上ないので、
コメント欄への書き込みを停止します。
書き込み楽しみにしておられる方がいらしたらゴメンね。

 

| 近況。 | 11:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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近況。

 この所『文壇よもやま話』(中公文庫)の佐藤春夫の回を読んでるんだけど、
品位の話をしてる。曰く

「…品格というものを学んで学べないもんじゃない。
人の気のつかんようなところに骨を折る事だと…。
つまり誠実が作品に行き渡るということじゃないですかね。
つまり、人の目に付くところばかり気をつけるんでなくて、
どこの隅から隅まで誠意が行き届いてるという事が
品位になるんだと思いますね。
そうすると心掛け次第で出来るという事ですかね。」

なんかこう、持田盛二先生の「剣道と気品」の話を思い出した。
素質の有る無に関わらず、身に着かない訳ではない、と。
優しいなあ、佐藤春夫。


 もういいかなあ、なんていろいろ思っていたんですが、
それどころでなくなりましてね。
何だか去年あたりからずっと生きるだけのことが落ち着かないなあ。
一度に来ないだけマシというものなのか。
暫く低浮上になります。

| 近況。 | 10:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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神無月。

 秋の体調不良祭が続いておりました先月。
今月はもうちょっとアクティヴに動いて行きたいと思いましたりなんだり。
この間凄く久しぶりに友人とお茶する機会を得まして、
それは楽しかったよ。
何か、私の方ばっかし愚痴吐きしてしまった気もするが。

 そんな訳で久しぶりにHPをホンの少しいじりまして、
近代文学読んで描いた漫画みたいなのをまとめる場所を作ってみましたよ。
HP→漫画→数頁近代文学(抄)
ここ暫し独歩さん推しなのでその辺りが増える予定ですが、
相変わらず命日とか誕生日に上げそこなったり色々しておりますので、
流行とか時勢とかからは一切かけ離れておりますことお覚悟の上ですわよ!

9月の読書メーター
読んだ本の数:6

今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇『今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇』
むちゃくちゃ面白かった。ほぼ一気読み。冒頭に羅列される文豪、半分もわかんなかったよ。でもそこがこの本の肝なのだ。お源さんはよく重治さんの話をするので、帯に出てる「こばやし」は多喜二さんかな、と思ってたけど違った。
これは言葉の相対性理論だと思った。「炎天下の5分は2時間にも感じ、好きな人との2時間は5分のように感じられる」というような。使用する言葉の世代格差による思考格差をぶち抜き、現代につなげる怒涛の力量が素晴らしい。出てくる時代設定はもっと前作よりかと思っていたんですが、一気に現代に続いておりますよ。
読了日:09月04日 著者:高橋 源一郎

幕末明治人物誌 (中公文庫)『幕末明治人物誌』 (中公文庫)
興味があったのでとりあえず頭山満の項だけ。
頭山満は、うちの師匠筋に当たる道場のスポンサーだった人で、今年93になる大先輩が「頭山先生」の話をしていた。
知ってて当然、という調子で人物の羅列が続く為か、知識のない私にはちょっと難しかった。(特に中国・朝鮮史方面)
頭山満については日本最大の右翼と言われ、「怖い人」の印象があったのだが、壮士として活動した前半生と、後半・晩年のパトロン・後援者として活動した印象とはだいぶ違ったように思った。現在の「右翼」と呼ばれるものとまた全然印象が違うものだと思う。
読了日:09月12日 著者:橋川 文三

先史時代 (ビジュアルディクショナリー)『先史時代』 (ビジュアルディクショナリー)
気が付いたら先史時代の図鑑と言うものが殆ど無くて苦労した。時代表現が大きな螺旋状のリボンで描かれ、分かり易かった。このシリーズはどれもなかなかいい。
読了日:09月20日 著者:伊藤 恵夫

地球 (学研の図鑑)『地球』 (学研の図鑑)
先史時代の画像が欲しくて、探していたのだけれど、なかなか無くて苦戦していて見つけた1冊。先カンブリア期のイラスト、いいなあ!
読了日:09月20日 著者:力武 常次,丸山 茂徳

dele (角川文庫)『dele』 (角川文庫)
ドラマ版が良かったので購入。全てドラマには無い事件を取り扱っている。キャラクターの個性が分かり易く対照的で、読後感が優しい。久しぶりの本多作品、楽しかった。2、読書中。
読了日:09月20日 著者:本多 孝好

ゴールデンカムイ 15 (ヤングジャンプコミックス)『ゴールデンカムイ 15』 (ヤングジャンプコミックス)
相変わらずの面白さ。明治のドログロしている世相を描くのが上手だなあ。
今巻主役二人が殆ど出会うことなく話が進むのだが、全く労せずたるみ無く読んでしまった。
読了日:09月20日 著者:野田 サトル

| 読書録 | 11:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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葉月の読書

 先週の後半から少々具合が悪くって、
喘息直前みたいな中途半端な呼吸が続いて、
昨日は蒲団から出たり入ったりを繰り返しておりました。
今夏暑かったからなァ。
アトピー発作が出なかっただけマシというべきか。

 それでも、茅ヶ崎の「国木田独歩『武蔵野』を読む」の講座は行ってきましたよ。
独歩さんといえば『武蔵野』なんでしょうが、私は正直な所、一番詰まらんのだよなあ。
通り過ぎてきた今の時代からすると、その画期的さはなかなか伝わらん。
でもまあ、元ネタに当たる『欺かざるの記』や、
そこの繋がるお信さんの話は面白かったですな。
『病床録』とか「国木田独歩とキリスト教」についての講座とかあるといいなあ。

 8月前半はツルゲーネフ著・二葉亭四迷訳の『けふり(煙)』に挑戦しておりました。
ロシアの生活と習慣が分からず、旧漢字体と英語?が
しばしば挿入されるのに閉口して挫折。

8月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:290

孤島の鬼 (江戸川乱歩文庫)孤島の鬼 (江戸川乱歩文庫)
上司のお勧め。乱歩の最高傑作という。なるほど、いろんな要素を沢山詰め込んだ形で(身体不倶とか同性愛とか宝探しとか殺人ミステリーとか)面白かった。いまの世の中だと、映像化は難しいだろうなあ。文字だけに許される楽しみ。
途中、「父が戦争に行った頃、」という表記があるが、その後「この大正の時代に」とある。つまり日露戦争のことだったのが興味深い。そこまで気づかなかったほど古さを感じない。
読了日:08月31日 著者:江戸川 乱歩


怠惰屋の弟子入り怠惰屋の弟子入り
アルフォンス・ドーデーの翻訳との事。独歩さんはフランス語は読めなかった筈だが、モーパッサンの『糸くず』も訳しているし、英語からの翻訳だろうか。(やはり英語からの翻訳だそうな)
まあ、それにしても「怠け者が嫌い」と言っていた独歩さんが訳したとは思えないほど、ひでー話だな。昔話の類。
読了日:08月31日 著者:国木田 独歩

 最近は金曜夜のドラマ『dele』が楽しみですよ。

| 読書録 | 13:01 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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独歩誕生日

 独歩さんが147回目の誕生日だというのでこの所の独歩さんのお勧め作品を。

デジタル図書館 か、
筑摩書房『明治文學全集 66 國木田獨歩集』で読めます。

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 そんでもって、私に国木田独歩熱を再発させた親友・田山花袋の『丘の上の家(KとT)』が、
本日青空文庫で公開されました。イエー!

是非読んで。

| 面白かった作品 | 21:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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脈絡のない日々徒然。

 灼熱だったパソコン部屋に冷房が入ったらもう少しお絵描きできる筈!、
と勝手に思っておったのですが、気力的になかなかそうはいきませぬな。

絵を描くための気力って、なんと言い表したらよいのでしょうな。
画力、でも気力、でもないし画気力、とでもいおうか。

その分、少し前からやっている写本が100ページを超えました。
これは淡々と、気力の有無に関わらずできるので楽しいな。
あと150ページ近く。

ツルゲーネフの「けふり」(煙)を二葉亭四迷の全集版で読んでいますが、
きっついな。難易度が高くて閉口しています。
もう一旦返した方が良いのか。
見たことない旧字体が結構出ること(←ただしこれはいい辞書を買ったので難易度は軽減)
明治読みが多い。めっちゃ多い。
燦爛は、現代では「さんらん」と読みますが、「きらびやか」とわざわざルビ振ってあるとか、
愚痴 「ぐち」を「くだらない」と読ませたりする。
適当に翻訳できそうもないものはそのまま英文で書かれていたり
口で話した科白でなく思った感情は〈ワキ …〉で表現されるとか。
こういう翻訳の苦労を超えて今の翻訳文学があるんでしょうけれどもね。

店ちょーのお勧めの江戸川乱歩に手を出すべきか。

剣道の中村太郎先生の50周忌会に参加させて頂きまして、
戦前剣道事情とか色々お話伺ってこられたのが楽しかったですよ。

 脈絡なく日々をこなしておりまするよ。


| 近況。 | 11:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今頃7月の読書録。

無事に合宿も行って来ましたよ。
自分の所でだったら剣道は出来る程度に復活してきました。
私の場合、これは身内過ぎて大丈夫、とか言い難い気もしまするがね。
子どもたちは可愛いんだ、まあただの親ばかですよ。

7月の読書
読んだ本の数:4

悠々荘『悠々荘』
国木田独歩の息子の旧宅を題材にしたものだということで読んでみた。実際の場所を知っている人ならいろいろ思いを馳せて面白かったかもしれない。
というか、そこまで思いを馳せるほど芥川は独歩さん好きだったんだなあ、と思わせられる。
読了日:07月04日 著者:芥川 龍之介

国木田独歩 (Century Books―人と作品)『国木田独歩』 (Century Books―人と作品)
人物史と作品解説について書かれた本。人物史の丁寧さと愛情の深さが感じられる所が良い。作品解説については執筆順、初掲載誌など詳しく、あらすじの掲載も適切で好感。
読了日:07月07日 著者:本多 浩

はつ恋 (1952年) (新潮文庫〈第478〉)『はつ恋』 (1952年) (新潮文庫〈第478〉)
独歩さんがお勧めしていたので読んでみた。びっくりするほど国木田独歩だった。(勿論こっちの方が先なんだけど。)冒頭のストーブを囲んでの始まりの所は『牛肉と馬鈴薯』のよう、人生観を語る所が恋愛観を語る所になり、叙情的な、悲哀の部分はそのままだった。(あとがきにあるツルゲーネフのみにある哲学的な叙情、はよく分からなかったが。)
途中、主人公のどっちつかずな中途半端さにイラっとしたが、まあ16歳という歳では仕方ないかとも思われ。
これなら他の作品、後期の『煙』も是非読んでみたい。

読了日:07月20日 著者:ツルゲーネフ

心に太陽を持て (新潮文庫)『心に太陽を持て』 (新潮文庫)
吉野源三郎と同じにおいがする、と思ったら盟友だった。世界各国の有名無名の偉人・高徳の人々を紹介している。こういう世界の幅の広さを日本の児童文学は持っていた筈なのだが、現代の自国ばっかりよいしょする風潮はいったいどうしたことだろう。
本書は、有三の「君たちはいつかきっとこういう人たちになれる」という信念が見える。子どもだって、こんなに信頼されたら返さない訳には行くまい、と思える優しさだ。
「パナマ運河物語」「スコットの南極探検」「製本屋の小僧さん」が特に面白かった。
読了日:07月27日 著者:山本有三

他に映画で
15時17分、パリ行き
クリント・イーストウッド監督作品。アクションのコーナーにあったし、もっとどろどろしたものを思っていたのだが、観た後の感想はさわやかで誇らしかった。主役3人の友情がずっと続く所がいい。

ブリッジオブスパイ
以前、友人の漫画家・蔵西さん(『月と金のシャングリラ』連載中)にお勧めされたもの。口先3寸で国家を相手にする保険屋サンの話。ちょっと違うけど、ずっと映画『ホテルルワンダ』が頭にあった。あのお父さんもホテルマンとして口先三寸で世紀の集団虐殺に立ち向かうのだ。
アクション大作、ヒーローモノはスカッとするかもしれないけど、もうそろうるさくなくていい。淡々、こつこつ、こういう人をつぶさに取り上げて欲しいと思うのだった。

TVドラマ『掟上今日子の防備録
毎回1話完結で綺麗にまとまる所が面白かった。主人公と主役のキャラクター性が際立っていていい。あとカフェのマスター、ミッチーの存在も。

 それから、三省堂の『漢辞海』というのを買いました。
漢和の上に当たる辞書で、内容がよく分からなかったので二の足踏んでいたのですが、
これはいい。
明治文学読むのに絶好でっせ。

| 読書録 | 22:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今更乍ら水無月の読書録

6月の読書

日本文学盛衰史 (講談社文庫)日本文学盛衰史 (講談社文庫)
舞台版観劇の前に再読。非常に楽しかった。これがどう舞台化するのか楽しみ。
鎌倉文学館の展示も非常に良かった。
読了日:06月06日 著者:高橋 源一郎
8月に続編が出るそうで、文庫版で買ってしまった私は、
文芸書版で買うか否か、迷っている。


あきちゃった!あきちゃった!
夏の読み聞かせ用。定番の鳴き方しかしなかった鳥たちが次々と…。好評。
絵の単調さと分かり易さがいい。あと、落ちも。
小説家・いしいしんじのおすすめ本。
読了日:06月28日 著者:アントワネット ポーティス


10才のころ、ぼくは考えた。 (月刊たくさんのふしぎ2018年6月号)10才のころ、ぼくは考えた。
読んだ。素晴らしくよい。インパクトが強過ぎてまだ感想は書けない。時間置いて再読してから。
読了日:06月28日 著者:下西風澄

面白いのは、「10歳の頃考えた」ことではあるけれども、書いているのは大人になってからの「今」だ。
子どもの成長なんて身体が先に成長する子も、言語分野、数の理解、体力、記憶中枢、
さまざまな要素が均等に顕在化する訳ではない。
それを踏まえた上で、今、10歳の子どもがどれだけこれに寄り添えるだろうか、などと思いながら読んだ。
転生したら、異国の石として暮らしたい、と言った友人が居る。
石に意志は有るのか否か。


文人暴食 (新潮文庫)文人暴食 (新潮文庫)
非常に面白かったものとそうでないものと。自然主義文学者に対しては見方が冷たいように感じるのは私だけか?筆者の文学に対する愛情が楽しいのだが、どうしてもその偏りが出るのは致し方ないか。心平さんの章はよかった。
読了日:06月28日 著者:嵐山 光三郎

 冒頭の、『日本文学盛衰史』の舞台を観に行きました。
一見しただけの舞台をうろ覚えで感想描いたのですが、
ジャンル外の方達からも見て頂いたようなので、
…というか、私が描く漫画などよりよっぽど見て頂いたようなので、
一応こちらにも上げておきますね。

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| 読書録 | 10:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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