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おひさまのかたち

日々つれづれ。剣道・読み語りなど

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鼻唄の結果。

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 先日の昇段審査で、五段を頂きました。
「貢いだね!」とある先生に笑われましたけれど、まあもっとかかると内心思っていたので
まだマシなんじゃい。

 前回(去年)、受審した時はもう本当に倒れるまで稽古していて受からず、
今回、介護というか付き添いし乍ら、殆ど稽古できずに合格で、
まあ審査って水物とはよく言ったものですな。
「私、稽古しない方がいいんじゃない?」と言ったら、
補習塾の先生を長く務めて、「子どもに《馬鹿》と言ってはいけませんよ」、と常々言われる先生に
「馬鹿!」と言われました、ええ。

 今だから言っちゃいますけどね。
実技の1次試験に合格したら気が抜けまくって、
2次の形でぼろくそ間違いましたよ。
私が!!
形で間違うとかまずやらんのですけども。

「これから審判もっと増えますね」とか言われましたが、
審判やるために昇段した訳でないのでこれ以上は増やしませんよ。
というか子どもの試合はもっと減らせ。
子どもの「道」の指導をもっとやりたいんよ。

 さておき、もうこの為にあちこちあちこち出稽古通わせて頂きました。
複数回通わせて頂いた所はご連絡入れたりもしていますが、足りていません。
お世話になりました。有難うございました。

・・・鼻唄、鼻唄。

| 剣道 | 21:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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本物を見に

 初~三段の審査がありまして、その前日、受審予定の子達と稽古をしてきました。
基本打ちの所は、「やっぱり、こうやって見ると君の打ちは綺麗だなあ」と
先生に褒めて頂きまして、嬉しくなったその途端、打ちがぶれるぶれる。
・・・それが駄目だっつーのに!
自分的には、相面(双方同時に面を打つ)の稽古になると、
この所の打突率の低さが気になって自信がない。
そうすっと打った後に自信がないのが「見えるよ!」と注意されました。
だからそこで気持ちがぶれるのが!
・・・「鼻歌の余裕」、「鼻歌の余裕」。


 以前から、坐るのに呼吸100で30分、というのをなんとなく目標にしていました。
(範士九段楢崎先生は30分で呼吸40とかおっしゃっていたんですが、
まあそういう宇宙人的なのはちと置いといてさ。)
最近、調子がいいとそれに近くなってきました。
坐るのは毎日やれ、って言われるんですが(←小川忠太郎が本の中で言うの)
前日に理由つけてサボると、翌日伸びないんだな。
気が散って上手く行かなくても何でもいいから、
坐る時間を作ろうとするのが大事みたいですよ。
この間自己ベスト・28分というのを出して、「おお!」と思うと、
翌日は欲が出たり気が散って全然駄目。
・・・だから「鼻歌の余裕」ー!

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(国木田独歩『病床録』)

 翌日、昇段審査に付き添いで行ってきました。
こういうのって大概係員で仕事しているので、付き添い・見学だけって珍しくてちと楽しかった。
隣に居た方が元保母さんで、気が合って散々お喋りして来たんですが、
その方の子どもは初段を受けに来ていて、お母さんは剣道未経験者。
中学の部活で顧問の先生も未経験者なので、
先輩が後輩に教える、というかたちで剣道を学んでいるそうです。
だから、剣道の最高段位は三段だと思っていたそうです。
その子の審査は筆記は見ていないんで分からないですが、
私の見立てでは合格だったと思います。まっすぐ身体を前に出してよく面を打っていました。
ただそういう状況なので、なかなか試合に勝てないのを悩んでおられました。
試合なんて学生の間だけのことだし、私は剣道に試合は不要だと思っている人なんで、
全然気にしなくていいと思うんだけど、
でももっと上とか本物を見られたらいいなあ、とは思ったのでした。
初段を合格できるように指導してくれた先輩が偽モノ、って訳じゃないんだけど、
もっとずっと上とか、本物って、別物に見えるし、別物になることがままある。
しょっちゅう本物、って訳には行かないでしょうけれど、
若い内に本物を見ておくと、経験しておくと、世界が広がるんだよね。
剣道だけじゃなくてさ、芸術でも文献でも社会でも。

うちの子供たちは、病後リハビリ中の1人を除いて全員各段に合格しましたよ。

 テレビのかりそめ天国ってので剣道やっていたそうです。
二段の人が八段に挑戦するの。
テレビだからお笑いにまとめていたけれど、
上を目指してかかっていこうとする姿勢がいいじゃないか。
私も二段の頃に、当時まだ八段でいらした森島建夫先生に稽古して頂いて、
大層感動したもんだ。

| 剣道 | 12:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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水なき空に

桜花 散りぬる風の名残には 水なき空に浪ぞ立ちける 

とは紀貫之の歌だそうですが、
それにしたって桜の時期に雨降り過ぎじゃないかしらん。
器用に入学式の日だけ避けてくれた感じですな。

 この時期に嬉しいこととして、
『五段のご』の1月23日分の絵日記に描きましたが、
教え子が同じ学年の子達と示し合わせて、新しい学校の制服着て道場に来ました。
何がって、こんなに嬉しいことはない。
みんなで記念写真撮りました。

 それとは別に、いろんな事情で道場を離れる子もこの時期多くてね。
子どものせいではまるで無いんだ。
そういうのはいつもとても悔しい。
ああ、早くそんな大人の事情に左右されない大人になれよ!
自由に自分の意思でもって進める道を選べる身体になってくれ
と、子どもの事情も考えず歯軋りしながら思うのだ。


 そして理屈はいつでもはっきりしてゐるのに
 気持ちの底ではゴミゴミゴミゴミ懐疑の小屑が一杯です。
 それがばかげてゐるにしても、そのふたっつが
 僕の中にあり、僕から抜けぬことはたしかなのです。
(『山羊の歌』より「憔悴」 中原中也)



 『五段のご』審査当日編、更新しましたよ。
0109.jpg
あと1回だけ続く予定です。

| 剣道 | 00:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ネタバラシ。

 いやー、すみません、五段落ちました!
しかも今回、なんもしないで負け帰ってきた感じです。
変な緊張に捕らわれてトンチンカンな所でガタガタでした。
久し振りにこのノリやらかしました。
「アレだけみんなに世話かけたんだから」とか
「今度こそは」と思い過ぎるんだよ、と。
仲良しのお友達と、同じ組の相手は受かりましたぜ。由よし。
無駄に福を蒔くオンナ。

 次回7月受審予定ですが、一番稽古ができない時期になります。
子どもの世話しか出来ない暑中稽古終了直後で、
しかも新人さんの団内デビュー戦に向けて私が全力投球の時期で、
全く自分に向ける余裕がないからなんですが、そういう時の方が、私には向いているよ、と。
四段受かったのも7月だったしね。

 次回の『五段のご』に出てきますが、ちっと私生活の方がド忙しくなっていて、
なかなか落ち着いてもの描いたり書いたり、ちっと難しくなっておりますが、
まあやりたかったことなので頑張るよ。
あ、落ちまして『五段のご』結果ネタバラシになっておりますが、
最後までちゃんと描くからね。

 暁斎展行った話しはまた次回。

『五段のご』更新0107.jpg

| 剣道 | 11:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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『五段のご』更新

[ゴメンナサイ、接続切れていました。修正3/3しました]

0106.jpg
『五段のご』更新しました。

 なんかこう、予定よりずるずるページ数が伸びておる訳ですが、
もっとドカーンと、ババーンと、『暁斎日記』のようにいかんものか。
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剣道ってどうしても絵にすると線が多くなってしまうので、
それもこう、20141023_01.jpg
仙厓さんみたいに極限まで線落として単純な形に出来たらいいですなあ。
読む人の想像力を広げるような。

ツイッターなどで、文化村美術館の河鍋暁斎展のお知らせが来る度にそわそわしておりますが、
審査終ったら行くんだい!
それまで我慢するんだい!

 昨日は子どもの剣道ノートが、
今学校で習っている谷川俊太郎の『生きる』という詩です、
と、1本丸まる詩が写してあって、薄暗い夜のホームで突如青空が見えるようでしたよ。

 それから暫く電車に乗る間、なんて返信しようかと考えながら
持っていた中原中也の詩集を読んでおりました。
「金魚と娘が」の、「金魚・きんぎょ」が何故か読めなくて、
「きんのうお、てのはお伽噺のようだ、
グリムかなんかかな、
しゃちほこみたいなもんかな、
いや、キンザカナってのは鯉のことかな、はっ!恋に掛けてる?」
とかよく分からない思考を廻した後、
「・・・フツーは、金魚・キンギョって読むんじゃないか?」
と思い至りました。疲れてんのかな、自分。

あと5日。

| 剣道 | 19:08 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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