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おひさまのかたち

日々つれづれ。剣道・読み語りなど

 今年の1番!

 ○あなたの「今年の1番!」なんですか?
 ・あなたを今年元気にしてくれた作品、小説・漫画・ドラマ・音楽・映画・舞台・展覧会、何でもいいです。
 ・初出が今年でなくても、あなたが今年出会って楽しんだものであれば新旧問いません。
 ・楽しんだ状況、理由、お勧めポイント等、簡潔に詳しく教えて頂けると嬉しいです。
 後日、適当にまとめて発表します。ご協力よろしう。

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師走突入。

 もー今年は怒涛だったな。
もうあと一月、ただただ大人しく平穏無事に暮らせますように、
としか願いようがない気力でおりまする。

 せめてもの企画として、恒例の奴、やります。
○あなたの「今年の1番!」なんですか?
・あなたを今年元気にしてくれた作品、小説・漫画・ドラマ・音楽・映画・舞台・展覧会、何でもいいです。
・初出が今年でなくても、あなたが今年出会って楽しんだものであれば新旧問いません。
・楽しんだ状況、理由、お勧めポイント等、簡潔に詳しく教えて頂けると嬉しいです。
後日、適当にまとめて発表します。ご協力よろしう。

11月の読書
読んだ本の数:7

文化の日『文化の日』
非常にさわやかな、温かみのある文章。「幸福とは何か」についての話はとても良い。
「今が幸福であることを心で噛かみしめない者にはただの日常のことでしかない」
読了日:11月03日 著者:吉川英治

【Amazon.co.jp 限定】DVD付 剣道日本 復刊特別号 0号vol.1【Amazon.co.jp 限定】DVD付 剣道日本 復刊特別号 0号vol.1
先生からお借りしたんだが、自分で買い直した。
明治剣豪の写真付きのこうした特集はなかなか無いので、大層有難い。楽しかった。特に松崎浪四郎~!!
さすが歴史と大量のデータ史料を抱える剣道日本である。
一人ひとり、毎月もっと詳しく取り上げて欲しい。特に鉄舟と鍵吉さま!要々希望。
読了日:11月04日

ミステリと言う勿れ 2 (フラワーコミックスアルファ)『ミステリと言う勿れ 2』 (フラワーコミックスアルファ)
うっかり買いそびれていたもの、取り寄せ購入。
是非2時間ドラマにして渡部豪太君に整君をやって欲しい。
読了日:11月06日 著者:田村 由美

ミステリと言う勿れ 『ミステリと言う勿れ 3』 (フラワーコミックスアルファ)
前巻と同時購入。整君の科白は、斜に構えているようで世間を鋭く貫いていて小気味良い。
非常に科白数の多い作品なんだが、まるで飽きないで読ませてしまう所が凄い。
読了日:11月06日 著者:田村 由美

佐藤春夫 (新潮日本文学アルバム)佐藤春夫 (新潮日本文学アルバム)
佐藤春夫の評伝。写真が多い所が良い。
父親が正岡子規の弟子だったり、高村光太郎や草野心平と一緒に写真に写っていたりして、
さすが門弟3000人、と言われるだけあって、人脈幅が広い。
温厚でのんびりした気質もそれと関係するんだろう。
晩年近くだが子供時代を舞台にしたという『わんぱく時代』が面白そうだと思った。
読了日:11月16日 著者:

地獄の道化師 (江戸川乱歩文庫)地獄の道化師 (江戸川乱歩文庫)
それなりに面白かったが、作品選出が悪い。

以下ネタバレ。
どちらも死体を石膏像に隠すというからくりの作品が続いており、
2作目を読んで1作目の面白さも何だか曇ってしまった。勿体無い。
読了日:11月17日 著者:江戸川 乱歩

【Amazon.co.jp 限定】DVD付 剣道日本 復刊特別号 0号vol.2【Amazon.co.jp 限定】DVD付 剣道日本 復刊特別号 0号vol.2
範士十段特集。こういう内容の特集が続くなら買う。
教え子達の先生を賞する談話が良い。
川崎善三郎の紙芝居もとても良かった。
読了日:11月23日

 これ等とは別に、100de名著の『人生論ノート』(三木清・新潮文庫)は非常に興味深かったので、
今読んでいるのが終わり次第手を出そうと購入済。

| 読書録 | 17:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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神有月の読書

 この所、栞にする紙に言葉を書き留めたくて、好きな本の一説を抜き出している。
小さい紙だから、小説(文庫本)でいうと2行が限界。
世界観やその作品を思い起こさせる「2行」を抜き出そうとすると、なかなか難しいのだ。
その点、絵本はエライ。
適当に開いた所でも、ひらがな交じりで2行に収まる世界観が大概置いてある。
詩集なんてもっとエライ。
抜き出してくれと言わんばかりに「ここ」と示される世界がある。
それならもっと、短歌とか俳句なんてもっともっと凄い。
もう、そのためだけに切り出され、磨かれてきた言葉たちだ。
どんなに好きな小説でも、1冊丸々覚えるのはなかなか骨だ。
だけど、絵本の一節なら、詩なら、短歌や俳句なら、
小説よりは覚えていられる、一緒にいてくれる。
だから、詩も俳句も廃れないんだな。


10月の読書メーター
読んだ本の数:5

dele2 (角川文庫)dele2 (角川文庫)
面白かった。本多孝好は頭が良くて、優しいなあ。物語に登場する今回の依頼人が、説明されるまでカタカナで表記される所が、主役二人の頭の中で対象者の認識が形作られていく感じがして良い。圭の頭の良さが、無駄を省いた言葉で説得力を持つ所、祐太郎の人懐こさが猫にも好かれる所とかが感じ良くて、これで終わって欲しい気と、続編を望む気と両方。
読了日:10月02日 著者:本多 孝好


文壇よもやま話〈下〉 (中公文庫)文壇よもやま話〈下〉 (中公文庫)
井上靖の、新聞小説だから中学生につまらない作品を描くのも嫌だし、老人が生きるのにつらくなるのも嫌だ、という姿勢が嬉しかった。まさにそう思って井上靖を読んでいたからだ。大仏次郎と室生犀星の猫話、毒舌吐かない野上弥生子、交友関係の広い佐藤春夫の話が楽しかった。
読了日:10月09日 著者:池島 信平,嶋中 鵬二


猫恋人 (ビームコミックス)猫恋人 (ビームコミックス)
読了日:10月12日 著者:イシデ電
連載でずっと読んでいる作品。野良猫の恋の回まで収録。この人の作品の面白いのは、どこから読んでもいい読みきり短編連作のフリをしているのに、少しづつ底に繋がる世界観が見えてくる所が凄い。他にもまだ世界の枝葉が広がっているんじゃないかと描かれてもいない世界に読み手が思いを馳せてしまう。打ち切り決定から始まったと言うこの漫画が、単行本まで出てその先に繋がりそうな所がまた素晴らしい。


半自叙伝・無名作家の日記 他四篇 (岩波文庫)半自叙伝・無名作家の日記 他四篇 (岩波文庫)
切ない…。特に『無名作家の日記』。同世代作家への嫉妬と羨望と賞賛と、取り残されていく孤独と、評価どころか見てすら貰えない寂しさと。己の中途半端さ加減を重々承知の上で、胃が痛くなる思いをここまで赤裸々に書けるのはすごい覚悟なのだ。
読了日:10月19日 著者:菊池 寛


陰獣 (江戸川乱歩文庫)陰獣 (江戸川乱歩文庫)
非常に面白かった。テンポがいい。まがまがしさと、現実との境目がぼんやりしている所がいい。最後の場面は初出版と再録版とあるそうだが、私は初出版のほうが良かったな。
読了日:10月30日 著者:江戸川 乱歩

| 読書録 | 22:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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神無月。

 秋の体調不良祭が続いておりました先月。
今月はもうちょっとアクティヴに動いて行きたいと思いましたりなんだり。
この間凄く久しぶりに友人とお茶する機会を得まして、
それは楽しかったよ。
何か、私の方ばっかし愚痴吐きしてしまった気もするが。

 そんな訳で久しぶりにHPをホンの少しいじりまして、
近代文学読んで描いた漫画みたいなのをまとめる場所を作ってみましたよ。
HP→漫画→数頁近代文学(抄)
ここ暫し独歩さん推しなのでその辺りが増える予定ですが、
相変わらず命日とか誕生日に上げそこなったり色々しておりますので、
流行とか時勢とかからは一切かけ離れておりますことお覚悟の上ですわよ!

9月の読書メーター
読んだ本の数:6

今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇『今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇』
むちゃくちゃ面白かった。ほぼ一気読み。冒頭に羅列される文豪、半分もわかんなかったよ。でもそこがこの本の肝なのだ。お源さんはよく重治さんの話をするので、帯に出てる「こばやし」は多喜二さんかな、と思ってたけど違った。
これは言葉の相対性理論だと思った。「炎天下の5分は2時間にも感じ、好きな人との2時間は5分のように感じられる」というような。使用する言葉の世代格差による思考格差をぶち抜き、現代につなげる怒涛の力量が素晴らしい。出てくる時代設定はもっと前作よりかと思っていたんですが、一気に現代に続いておりますよ。
読了日:09月04日 著者:高橋 源一郎

幕末明治人物誌 (中公文庫)『幕末明治人物誌』 (中公文庫)
興味があったのでとりあえず頭山満の項だけ。
頭山満は、うちの師匠筋に当たる道場のスポンサーだった人で、今年93になる大先輩が「頭山先生」の話をしていた。
知ってて当然、という調子で人物の羅列が続く為か、知識のない私にはちょっと難しかった。(特に中国・朝鮮史方面)
頭山満については日本最大の右翼と言われ、「怖い人」の印象があったのだが、壮士として活動した前半生と、後半・晩年のパトロン・後援者として活動した印象とはだいぶ違ったように思った。現在の「右翼」と呼ばれるものとまた全然印象が違うものだと思う。
読了日:09月12日 著者:橋川 文三

先史時代 (ビジュアルディクショナリー)『先史時代』 (ビジュアルディクショナリー)
気が付いたら先史時代の図鑑と言うものが殆ど無くて苦労した。時代表現が大きな螺旋状のリボンで描かれ、分かり易かった。このシリーズはどれもなかなかいい。
読了日:09月20日 著者:伊藤 恵夫

地球 (学研の図鑑)『地球』 (学研の図鑑)
先史時代の画像が欲しくて、探していたのだけれど、なかなか無くて苦戦していて見つけた1冊。先カンブリア期のイラスト、いいなあ!
読了日:09月20日 著者:力武 常次,丸山 茂徳

dele (角川文庫)『dele』 (角川文庫)
ドラマ版が良かったので購入。全てドラマには無い事件を取り扱っている。キャラクターの個性が分かり易く対照的で、読後感が優しい。久しぶりの本多作品、楽しかった。2、読書中。
読了日:09月20日 著者:本多 孝好

ゴールデンカムイ 15 (ヤングジャンプコミックス)『ゴールデンカムイ 15』 (ヤングジャンプコミックス)
相変わらずの面白さ。明治のドログロしている世相を描くのが上手だなあ。
今巻主役二人が殆ど出会うことなく話が進むのだが、全く労せずたるみ無く読んでしまった。
読了日:09月20日 著者:野田 サトル

| 読書録 | 11:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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葉月の読書

 先週の後半から少々具合が悪くって、
喘息直前みたいな中途半端な呼吸が続いて、
昨日は蒲団から出たり入ったりを繰り返しておりました。
今夏暑かったからなァ。
アトピー発作が出なかっただけマシというべきか。

 それでも、茅ヶ崎の「国木田独歩『武蔵野』を読む」の講座は行ってきましたよ。
独歩さんといえば『武蔵野』なんでしょうが、私は正直な所、一番詰まらんのだよなあ。
通り過ぎてきた今の時代からすると、その画期的さはなかなか伝わらん。
でもまあ、元ネタに当たる『欺かざるの記』や、
そこの繋がるお信さんの話は面白かったですな。
『病床録』とか「国木田独歩とキリスト教」についての講座とかあるといいなあ。

 8月前半はツルゲーネフ著・二葉亭四迷訳の『けふり(煙)』に挑戦しておりました。
ロシアの生活と習慣が分からず、旧漢字体と英語?が
しばしば挿入されるのに閉口して挫折。

8月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:290

孤島の鬼 (江戸川乱歩文庫)孤島の鬼 (江戸川乱歩文庫)
上司のお勧め。乱歩の最高傑作という。なるほど、いろんな要素を沢山詰め込んだ形で(身体不倶とか同性愛とか宝探しとか殺人ミステリーとか)面白かった。いまの世の中だと、映像化は難しいだろうなあ。文字だけに許される楽しみ。
途中、「父が戦争に行った頃、」という表記があるが、その後「この大正の時代に」とある。つまり日露戦争のことだったのが興味深い。そこまで気づかなかったほど古さを感じない。
読了日:08月31日 著者:江戸川 乱歩


怠惰屋の弟子入り怠惰屋の弟子入り
アルフォンス・ドーデーの翻訳との事。独歩さんはフランス語は読めなかった筈だが、モーパッサンの『糸くず』も訳しているし、英語からの翻訳だろうか。(やはり英語からの翻訳だそうな)
まあ、それにしても「怠け者が嫌い」と言っていた独歩さんが訳したとは思えないほど、ひでー話だな。昔話の類。
読了日:08月31日 著者:国木田 独歩

 最近は金曜夜のドラマ『dele』が楽しみですよ。

| 読書録 | 13:01 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今頃7月の読書録。

無事に合宿も行って来ましたよ。
自分の所でだったら剣道は出来る程度に復活してきました。
私の場合、これは身内過ぎて大丈夫、とか言い難い気もしまするがね。
子どもたちは可愛いんだ、まあただの親ばかですよ。

7月の読書
読んだ本の数:4

悠々荘『悠々荘』
国木田独歩の息子の旧宅を題材にしたものだということで読んでみた。実際の場所を知っている人ならいろいろ思いを馳せて面白かったかもしれない。
というか、そこまで思いを馳せるほど芥川は独歩さん好きだったんだなあ、と思わせられる。
読了日:07月04日 著者:芥川 龍之介

国木田独歩 (Century Books―人と作品)『国木田独歩』 (Century Books―人と作品)
人物史と作品解説について書かれた本。人物史の丁寧さと愛情の深さが感じられる所が良い。作品解説については執筆順、初掲載誌など詳しく、あらすじの掲載も適切で好感。
読了日:07月07日 著者:本多 浩

はつ恋 (1952年) (新潮文庫〈第478〉)『はつ恋』 (1952年) (新潮文庫〈第478〉)
独歩さんがお勧めしていたので読んでみた。びっくりするほど国木田独歩だった。(勿論こっちの方が先なんだけど。)冒頭のストーブを囲んでの始まりの所は『牛肉と馬鈴薯』のよう、人生観を語る所が恋愛観を語る所になり、叙情的な、悲哀の部分はそのままだった。(あとがきにあるツルゲーネフのみにある哲学的な叙情、はよく分からなかったが。)
途中、主人公のどっちつかずな中途半端さにイラっとしたが、まあ16歳という歳では仕方ないかとも思われ。
これなら他の作品、後期の『煙』も是非読んでみたい。

読了日:07月20日 著者:ツルゲーネフ

心に太陽を持て (新潮文庫)『心に太陽を持て』 (新潮文庫)
吉野源三郎と同じにおいがする、と思ったら盟友だった。世界各国の有名無名の偉人・高徳の人々を紹介している。こういう世界の幅の広さを日本の児童文学は持っていた筈なのだが、現代の自国ばっかりよいしょする風潮はいったいどうしたことだろう。
本書は、有三の「君たちはいつかきっとこういう人たちになれる」という信念が見える。子どもだって、こんなに信頼されたら返さない訳には行くまい、と思える優しさだ。
「パナマ運河物語」「スコットの南極探検」「製本屋の小僧さん」が特に面白かった。
読了日:07月27日 著者:山本有三

他に映画で
15時17分、パリ行き
クリント・イーストウッド監督作品。アクションのコーナーにあったし、もっとどろどろしたものを思っていたのだが、観た後の感想はさわやかで誇らしかった。主役3人の友情がずっと続く所がいい。

ブリッジオブスパイ
以前、友人の漫画家・蔵西さん(『月と金のシャングリラ』連載中)にお勧めされたもの。口先3寸で国家を相手にする保険屋サンの話。ちょっと違うけど、ずっと映画『ホテルルワンダ』が頭にあった。あのお父さんもホテルマンとして口先三寸で世紀の集団虐殺に立ち向かうのだ。
アクション大作、ヒーローモノはスカッとするかもしれないけど、もうそろうるさくなくていい。淡々、こつこつ、こういう人をつぶさに取り上げて欲しいと思うのだった。

TVドラマ『掟上今日子の防備録
毎回1話完結で綺麗にまとまる所が面白かった。主人公と主役のキャラクター性が際立っていていい。あとカフェのマスター、ミッチーの存在も。

 それから、三省堂の『漢辞海』というのを買いました。
漢和の上に当たる辞書で、内容がよく分からなかったので二の足踏んでいたのですが、
これはいい。
明治文学読むのに絶好でっせ。

| 読書録 | 22:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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