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おひさまのかたち

日々つれづれ。剣道・読み語りなど

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人に合わせる、流れに乗る。

 剣道の女子会に行って来まして。
剣道の、とか言ってるけどまあただの呑み会ですな。
そういうのは大好き。
38歳から45歳の私を含め、最高齢67までの7人。

 2人ほどご新規さんがいたけれど
(うち1人はまだ3回しか会った事ない人なんだけれど、
私とそっくりの剣道する人で他人の気がしない。)、
あとはまあみんな10年越えの付き合いばかりなので、
羽目外したってアホ打ったって気にされないところが気楽でいいんだけれど、
カラオケ行って、私の歌った3曲を誰も知らない。

 実は3日ほど前に職場で新人の男の子を和ませようと、
「どんな本好きなのー?」と軽く話題を振ったんだけれど、
まだ余り手の内を明かしづらいのか同じ質問で返されました。
ちょっと軽く今時のものを答えりゃ良かったのに
その「ちょっと軽く今時のもの」が殊更に得意な私が返した答えが
「国木田独歩とルソー」
・・・・。
まあ、相手は完全に引くわよな。

とっさに出なかったんだよ!←何の為に坐禅やってんだ。

どんどん世の人と交流するのが難しくなっていっております。
流行が嫌い、とかそういう訳でもないんだけどな。

紙芝居講座の話はまた後日。

 田山花袋『田舎教師』感想。(ネタバレあり)

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睦月の読書

1月はもー、ほぼ蒲団と仕事の行き来でしたので、全然読めてません。

1月の読書
読んだ本の数:3

愛は、力は土より愛は、力は土より感想
大河ドラマ「いだてん」で天狗党を作った人物の1人として登場した臨川。文章が綺麗で読み易い。ロシア文学(あひびき)と『武蔵野』のにおいがする。自然主義文学の、いい時代の文章な感じ。
読了日:01月07日 著者:中沢 臨川

ハリガネサービス 1ハリガネサービス 1 (少年チャンピオン・コミックス)
チャンピオン連載のバレーボール漫画。読みやすい。
読了日:01月18日 著者:荒 達哉


狂斎 1 狂斎 1 (トクマコミックス echoes)感想
ネットで読んだ時より全然良かった。紙で映える作品。
元々狂斎先生は大好きなので、むしろ偏見で読みづらいと思っていたのだが全然そんなことなかった。
節々に作者の狂斎愛が光る。
この調子で、親友・榊原鍵吉とか弟子・暁英とか描いて欲しい、是非。
読了日:01月23日 著者:ちさかあや

上記の記録に上げられていませんが、
『宮沢賢治とアザリアの仲間達』
という宮沢賢治の作っていた同人誌『アザリア』100周年記念研究書を読んでいました。
宮沢賢治、剣道部だったよ。
卒業後に竹刀を握った記録がないので、学生時代の必須科目としての剣道だった可能性があります
(そして戦前地方独特の、柔道と剣道、陸上部しかない的な)が、それでも寒稽古とか参加していて「おお!」と思いましたぞな。
そんでもって、当時日本最高峰の農学部なので、その時の仲間がアメリカに開拓移民で行ってます。
ロスに農場を持つに至っているのですが、
当時日本移民反対運動が起きて移民2世の子ども達は学校側からの登校拒否で学校に行けてません。
その差別解消と教育補助の為に日本から指導に出向いた剣道家・中村藤吉ってのが居てですね。
ロスでフェンシングと対決して打ち負かしているんですね。
当時のロス人口がどれ位か分からないんですが、2000人動員して評判になったっていう、
それを見に来ている可能性がある。っていうか、めっちゃ見てんじゃないかと思う。
そんなところで繋がりが。

『ユーリ!!オンアイス』
は寝床で見終えました。
正直、もっと色物(BL)だと思っていたんですけど、全然スポ根モノだった。
(ちょいちょい勇利のそういう科白のちらつかせが気にはなったけど)
スケート描写のクオリティが高くて、絶対最後までに破綻すると思っていたのですが、
最後まで全然勢いが落ちなくてびっくりしました。
ライバルのスケーターもそれなりに登場するんだけど、
回想シーンをスケート中にまとめて終えてしまうので、
近年のマズイ漫画のように何年もかけて脇役の過去編を描く、みたいなことが一切ない。
とてもまとまりがよくてそれぞれの選手を一緒に応援できて、楽しかったです。
見始めた当初からやって欲しかったイベントがあったんですが、
最数回のエンディングでやってくれたしね。
続編が今年映画になるそうなので、ちょっと楽しみ。

 さて、やっとみてきました。映画『この道』。
以下ネタばれるので追記で。


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師走の本。

12月の読書
読んだ本の数:15

ドリフターズ 6 (ヤングキングコミックス)ドリフターズ 6 (ヤングキングコミックス)
 安定の面白さ。明智と信長の対決かと思いきや、新しい時代は新キャラがいるのだ、以前と同じには行くまい。もうちょっと定期的に読めるともっといいのだが、そうはいかぬ所が平野節か。巻が進むごとに「黒王は誰か」論争が出るのが面白い。
読了日:12月02日 著者:平野耕太


古生物ビジュアル大図鑑 (洋泉社MOOK)古生物ビジュアル大図鑑 (洋泉社MOOK)
 衝動買い。面白い。やっと古生物の満足いく図鑑が手に入った。
ハルキゲニアが私の知っている形と頭の部分が違っていて、さすが謎生物、と思う。頭の前半分が全部複眼、とかこういう、今考えると意味不明な生物が妖怪だったりUMAだったりするのだ。現存の、人間以外の生物が何を考えているのかだって分からないけれど、彼らは世の中をどう見ていたんだろう、って不思議に思う。
読了日:12月02日 著者:

江戸川乱歩短篇集 江戸川乱歩短篇集 (岩波文庫)
 本当は春陽堂版で読みたかったのだがそれで手に入らない分を補充。『二銭銅貨』が特に良かった。暗号解読部分はおお!と声が上がる。
読了日:12月11日 著者:江戸川 乱歩

おれはねこだぜ おれはねこだぜ (講談社の創作絵本)
読み会の紹介本。以前にも読んでいた覚えが。さばの映画館は絵が素敵。
読了日:12月13日 著者:佐野 洋子

ねこのエレメノピオねこのエレメノピオ
 あまり話らしい筋のない話。絵はのびのびしていて良い。
読了日:12月13日 著者:ハリエット ジーフェルト

うまそうだな、ねこうまそうだな、ねこ―しんかしたさかなのおはなし
 池の魚が進化して恐竜となり、またもとの池の魚に戻っていく。風船のように簡単に巨大化し、相対関係が逆転するところが面白い。黄道光がさりげなく描かれていて良い。
読了日:12月13日 著者:松山 美砂子

ねこってこんなふう? ねこってこんなふう? (講談社の翻訳絵本)
いろいろな角度、立場から見るといろいろな生き物に見えてくることを猫になぞらえて例える話。
絵も見せ方がなかなか良い。
読了日:12月13日 著者:ブレンダン・ウェンツェル

じひびきじひびき (吉田遠志・動物絵本シリーズ)
15年ほど前に読み聞かせした覚えがある本。連作として読むか、紹介のみするべきかで討論。
読了日:12月13日 著者:吉田 遠志
ふるさとふるさと (吉田遠志・動物絵本シリーズ)
読了日:12月13日 著者:吉田 遠志

三つのまほうのおくりもの三つのまほうのおくりもの (海外秀作絵本)
絵がル・カイン。非常に良いのだが、読み聞かせに向かないのがルカイン絵本の難点。
読了日:12月13日 著者:ジェイムズ リオーダン

ごちそうの木ごちそうの木 タンザニアのむかしばなし
 下の本と並べて同系異表の物語。アフリカは語り文化なので、こういう違いがあるのは面白い。
アフリカの昔話のサゲの定型句「欲しけりゃ持ってっとくれ、要らなけりゃ川に流しておくれ」がどちらも書かれていないのは、日本に馴染みが少ないから訳者によって省かれたか、元々使われない地域だからなのか、どちらだろう。
読了日:12月13日 著者:ジョン キラカ

ふしぎなボジャビのきふしぎなボジャビのき―アフリカのむかしばなし
上記と比較して面白い。
読了日:12月13日 著者:ダイアン ホフマイアー

わんぱく時代わんぱく時代 (講談社文芸文庫)
 はじめののほほんとした少年時代の話は、子ども戦争の後半で少々飽きて放置したのだけれど、中学へ行ってからの急展開に青春小説の勢いを持って読んだ。反骨の作家だからこそ描かれた大逆事件と右傾化する世界の空恐ろしさ、腹立たしさが、子ども時代のほんわりとしたおおらかさと対比されてぐっと来る。この辺、永井荷風の匂いが漂う。終わり方が優しく、読後感がとても良かった。
読了日:12月16日 著者:佐藤 春夫

独歩病床録独歩病床録
全文写本、再読。
読了日:12月23日 著者:国木田 独歩

ベランダは難攻不落のラ・フランスベランダは難攻不落のラ・フランス (CUE COMICS)
初作家、短編漫画集。どことなく田島列島の匂いを感じる。イギリス美術学校で学んだ人だからなのか、独特の空気が漂う。
個人的にはもう少し心臓をつかまれるようなインパクトがどれかには欲しかった。最後の『ベランダ』は好み。
読了日:12月30日 著者:衿沢世衣子

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師走突入。

 もー今年は怒涛だったな。
もうあと一月、ただただ大人しく平穏無事に暮らせますように、
としか願いようがない気力でおりまする。

 せめてもの企画として、恒例の奴、やります。
○あなたの「今年の1番!」なんですか?
・あなたを今年元気にしてくれた作品、小説・漫画・ドラマ・音楽・映画・舞台・展覧会、何でもいいです。
・初出が今年でなくても、あなたが今年出会って楽しんだものであれば新旧問いません。
・楽しんだ状況、理由、お勧めポイント等、簡潔に詳しく教えて頂けると嬉しいです。
後日、適当にまとめて発表します。ご協力よろしう。

11月の読書
読んだ本の数:7

文化の日『文化の日』
非常にさわやかな、温かみのある文章。「幸福とは何か」についての話はとても良い。
「今が幸福であることを心で噛かみしめない者にはただの日常のことでしかない」
読了日:11月03日 著者:吉川英治

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先生からお借りしたんだが、自分で買い直した。
明治剣豪の写真付きのこうした特集はなかなか無いので、大層有難い。楽しかった。特に松崎浪四郎~!!
さすが歴史と大量のデータ史料を抱える剣道日本である。
一人ひとり、毎月もっと詳しく取り上げて欲しい。特に鉄舟と鍵吉さま!要々希望。
読了日:11月04日

ミステリと言う勿れ 2 (フラワーコミックスアルファ)『ミステリと言う勿れ 2』 (フラワーコミックスアルファ)
うっかり買いそびれていたもの、取り寄せ購入。
是非2時間ドラマにして渡部豪太君に整君をやって欲しい。
読了日:11月06日 著者:田村 由美

ミステリと言う勿れ 『ミステリと言う勿れ 3』 (フラワーコミックスアルファ)
前巻と同時購入。整君の科白は、斜に構えているようで世間を鋭く貫いていて小気味良い。
非常に科白数の多い作品なんだが、まるで飽きないで読ませてしまう所が凄い。
読了日:11月06日 著者:田村 由美

佐藤春夫 (新潮日本文学アルバム)佐藤春夫 (新潮日本文学アルバム)
佐藤春夫の評伝。写真が多い所が良い。
父親が正岡子規の弟子だったり、高村光太郎や草野心平と一緒に写真に写っていたりして、
さすが門弟3000人、と言われるだけあって、人脈幅が広い。
温厚でのんびりした気質もそれと関係するんだろう。
晩年近くだが子供時代を舞台にしたという『わんぱく時代』が面白そうだと思った。
読了日:11月16日 著者:

地獄の道化師 (江戸川乱歩文庫)地獄の道化師 (江戸川乱歩文庫)
それなりに面白かったが、作品選出が悪い。

以下ネタバレ。
どちらも死体を石膏像に隠すというからくりの作品が続いており、
2作目を読んで1作目の面白さも何だか曇ってしまった。勿体無い。
読了日:11月17日 著者:江戸川 乱歩

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範士十段特集。こういう内容の特集が続くなら買う。
教え子達の先生を賞する談話が良い。
川崎善三郎の紙芝居もとても良かった。
読了日:11月23日

 これ等とは別に、100de名著の『人生論ノート』(三木清・新潮文庫)は
非常に興味深かったので、
今読んでいるのが終わり次第手を出そうと購入済。

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神有月の読書

 この所、栞にする紙に言葉を書き留めたくて、好きな本の一説を抜き出している。
小さい紙だから、小説(文庫本)でいうと2行が限界。
世界観やその作品を思い起こさせる「2行」を抜き出そうとすると、なかなか難しいのだ。
その点、絵本はエライ。
適当に開いた所でも、ひらがな交じりで2行に収まる世界観が大概置いてある。
詩集なんてもっとエライ。
抜き出してくれと言わんばかりに「ここ」と示される世界がある。
それならもっと、短歌とか俳句なんてもっともっと凄い。
もう、そのためだけに切り出され、磨かれてきた言葉たちだ。
どんなに好きな小説でも、1冊丸々覚えるのはなかなか骨だ。
だけど、絵本の一節なら、詩なら、短歌や俳句なら、
小説よりは覚えていられる、一緒にいてくれる。
だから、詩も俳句も廃れないんだな。


10月の読書メーター
読んだ本の数:5

dele2 (角川文庫)dele2 (角川文庫)
面白かった。本多孝好は頭が良くて、優しいなあ。物語に登場する今回の依頼人が、説明されるまでカタカナで表記される所が、主役二人の頭の中で対象者の認識が形作られていく感じがして良い。圭の頭の良さが、無駄を省いた言葉で説得力を持つ所、祐太郎の人懐こさが猫にも好かれる所とかが感じ良くて、これで終わって欲しい気と、続編を望む気と両方。
読了日:10月02日 著者:本多 孝好


文壇よもやま話〈下〉 (中公文庫)文壇よもやま話〈下〉 (中公文庫)
井上靖の、新聞小説だから中学生につまらない作品を描くのも嫌だし、老人が生きるのにつらくなるのも嫌だ、という姿勢が嬉しかった。まさにそう思って井上靖を読んでいたからだ。大仏次郎と室生犀星の猫話、毒舌吐かない野上弥生子、交友関係の広い佐藤春夫の話が楽しかった。
読了日:10月09日 著者:池島 信平,嶋中 鵬二


猫恋人 (ビームコミックス)猫恋人 (ビームコミックス)
読了日:10月12日 著者:イシデ電
連載でずっと読んでいる作品。野良猫の恋の回まで収録。この人の作品の面白いのは、どこから読んでもいい読みきり短編連作のフリをしているのに、少しづつ底に繋がる世界観が見えてくる所が凄い。他にもまだ世界の枝葉が広がっているんじゃないかと描かれてもいない世界に読み手が思いを馳せてしまう。打ち切り決定から始まったと言うこの漫画が、単行本まで出てその先に繋がりそうな所がまた素晴らしい。


半自叙伝・無名作家の日記 他四篇 (岩波文庫)半自叙伝・無名作家の日記 他四篇 (岩波文庫)
切ない…。特に『無名作家の日記』。同世代作家への嫉妬と羨望と賞賛と、取り残されていく孤独と、評価どころか見てすら貰えない寂しさと。己の中途半端さ加減を重々承知の上で、胃が痛くなる思いをここまで赤裸々に書けるのはすごい覚悟なのだ。
読了日:10月19日 著者:菊池 寛


陰獣 (江戸川乱歩文庫)陰獣 (江戸川乱歩文庫)
非常に面白かった。テンポがいい。まがまがしさと、現実との境目がぼんやりしている所がいい。最後の場面は初出版と再録版とあるそうだが、私は初出版のほうが良かったな。
読了日:10月30日 著者:江戸川 乱歩

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