おひさまのかたち

日々つれづれ。剣道・読み語りなど

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春の雨

下書き保存のつもりで公開してました・・・。
もうそのまんまあげちゃうもん…。

 数日前は我乍らだいぶ凹んでおりましたな。
少し、息子も心配から手が離れて、自分も目標にしていたものがなくなって、
仕事も大きな変革があって、というのが続いて少し疲れておったのかな。

 『或る女』(有島武郎)はまだ読んでいますよ。
独歩さんの短編に比べると、文庫にすると2冊分ほどな事もあって、
なかなか読み終わりませんけれども。
まあ不倫駆け落ち話だし、ちっともいい話には進んで行かんのですけれども。
強気で他人のゴシップ的噂話を跳ね返していく所とか、
身体に深々と迫る病に神経の方が尖っていく様とか、
自分の根幹に関わる問題でちょっと不安が先走ると、
ごろごろと不安を通り越して、
誰かに対する憎悪を持たないと自分のバランスが取れなくなるところだとか、凄いリアル。

それから、これは独歩さんの最初の奥さん・佐々城信子がモデルで、という話は聞き知っていたものの、
そんなあからさまに、と思っていたのだけれど、ホントあからさまだった。
知らない人でも誰の事言っているのかばれてしまうような克明さ。
独歩さんがモデルになったキャラが木部孤笻(きべこきょう)という名で出てくるんですが、
変った名前使うなあ、と思っていたのですよ。
木部、は国木田、のもじり、
孤は独と似た意味の漢字、
笻、ってあんまり見たことない字だなあと思っていたのですが、「竹の杖」を表す漢字なのだとか。
独歩さん、このお信さんとのデートで、銀座でおしゃれ用に竹のステッキを購入していてですな、
別れた後でも散歩の度にこれを持ち歩いていたそうなのですよ。
有島氏、どんだけ独歩さん好きなんだ・・・。

| 近況。 | 23:08 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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いい天気。

 この所、「駄目だ駄目だ」とか「疲れてるなあ」とか
独語していることが多くて、よろしくないですな。
仕事でも私生活でも、色々気が抜けまくったポカをフォローして貰うことが多くて、
どうにも「こんなんじゃ駄目だ」に拍車をかけているのですけれども。
もうちょっと踏み込んで落ち着いて考えれば分かりそうなものを、何焦っているんだろうな。
どことなく四散しそうな気力を辛うじて紐つけて繋いでいる感じですよ。

 坐る方は今まで100だった呼吸数を50にして、
それを集中して(引き伸ばして)坐るようにしていますが、
半々で上手くいったり行かなかったりだな。
この間恒例の、新・高校生たちが新しい制服を着て
道場に来て一緒に写真を撮ったのだけれど、
私だけあごが上がっている。
呼吸の苦しい金魚のようではないか。
うぬう。

 新高校生の一人は、私が新人指導を担当した時の最初の子で、
当時年中さんでした。感慨深かったですよ。
一緒に入った親友がお引越しで辞めた時と、
中学でテニス部に入った時と、2度程
「もうこれっきりになっちゃうのかな…」とか
思ったんですが、つかづ離れず、結局11年以上の付き合いになるんだもんねえ。
子どもは10年かかって一教育だねえ。

 富士美術館の河鍋暁斎・暁翠伝、行って来ましたよ。
親子で手の形や感性が似ているからなのか、画題も画質も似ているんですよ。
「暁斎先生ってこんなお能の絵も描くんだ!」と思ったら
娘の暁翠さんの絵だったり、
下書だけ暁斎が描いたものを暁翠が清書していたり。
暁翠さんの研究誌を買いましたよ。
(今回の美術展の図録もあったけれど、こっちの方が絵が大きかったので)
自ら「狩野派」を自任していただけあって、全体に絵が上品。
私は暁斎先生の「放屁合戦」とか下絵も描かない日記の、
ざらっと気の抜けた絵が好きなので、ちょっと方向性は違うのだけれど、
これはこれで面白かったですよ。
…そういえばコンドル先生も気の抜けた系の絵は引き継がなかったですな。

「文読む美人!?」
0408.jpg

| 近況。 | 15:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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桜花名も無き山に

 有島武郎の『或る女』、予想よりずっと面白いし読み易いんですが、
なかなか進みませぬ。
独歩さんが短編だったのに2段組長編が地味に効いているのかしらん。

 やっと坐禅会に昇段のご挨拶に行けましたよ。
今回一番世話になったと思っているのになかなか行けなかったので、ちとすっきりしました。
最近、以前目標にしていた呼吸100で30分、というのに
思ったより楽に度々届くようになってきたのですが、
そうしたら質が下がってきた気がする。
どこか安心しているのか上手く集中していない。
呼吸数を減らしてみるかなあ。

 漫画を描いていた頃は、一本描き上がるごとに大掃除をする癖があったのですが、
描かなくなったらどのタイミングで掃除をしたもんだか読めずに溜まり続けることに。
いやさ、掃除機位はかけているんだけれども。
この時期猫毛スゴイし。

 まああと具体的に、買った本を入れる場所に困り始めたのですな。
自分だけの部分では無い、息子の学校関係資料の処分とか、
そういうのは思ったよりさくさく進むのだけれど、本旨であるところの
自分の机周りが片付かない。
取り敢えずもう、出すだけ出して、猫毛と埃吸って拭いて、それだけでいいから終わりに
…の、「出した」時点で力尽きて、しまう気力がないので
より片付かない感じになっております、今日この頃。
画材ももうな、仕舞い込んじゃってもいい気もするしな。
買って、開けてもいない分度器を捨てるのも勿体無いとか思っちゃうんだけども。

こうやって、使ってもいないものに囲まれているのを見ると、
自分はこれから何をしたいんだろうなあ。

 まあ、まずは週末に富士美術館の河鍋暁斎・暁翠展に行ってきますよ。


 桜花名も無き山に咲き出でて
 ゆかしさまさる鶯のこゑ
    (国木田独歩)

| 近況。 | 18:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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悲と喜 こもごも。

 息子の就職がやっと決まりました。 
社長さんが直々に面接して下さって、障碍があっても気にしないって。
本当に有難いことです。
長期入院後、出席日数と単位ぎりぎりだった学校も
あとは「新聞に載るような悪いこと」でもしない限り卒業できるという話だし。
そんでもって、日本脳炎の予防接種を終えてきました。
母子手帳の最後の欄が埋まった。
なんかこう、親としての仕事が次々終わっていくなあ。

やらなきゃいけないことは沢山あるんですが(確定申告とか)、
可愛がっていた子が道場を離れる、という話を聞いたり、
創作的生産能力の欠如が目の当たりになったり、
休止していた自分の進退を大きく考えなくてはいけない時期に来て、
なんかこう、自らの必要性がよく分からなくなっている昨今ですよ。
そんなことより、学科審査の清書とか確定申告とか、
締め切りの迫っていることはあるんですが。
確定申告とかー!

 ゲーム「文豪とアルケミスト」のイベントに一般参加で行ってきました。
2次創作オンリーイベ参加なんて20年ぶりぐらいだよ。
皆さん、おしゃれですなあ。
出る人も描くものも。
20年前に『銀英伝』のイベスタッフをやったことがあるんですが、
原作からして男性参加が半分以上だったので、
右も左もキラキラした女性ばっかり、っていうのはなかなか衝撃でした。
少し前にピクシブで2作程文アルネタを描いたものを上げたんですが、
私だけぼこん、と凹むように地味なんだよな。
私の描くものって、昔から言われていたけど、華がないの。
ああいうの、どうやって身に着けるんでしょうなあ。
ゲームの独歩さんのコスプレした人に本を手渡して貰えて、
ちょっとどきどきする私。
そうか、そういう為にコスって大事なのか。

 その後、独歩さん推しの人たちとお茶してきました。
まあ当然のように私だけ10以上年長者でしたぜ。
 普段、「国木田独歩って知ってます?」って訊くと、
大概3秒位待ってから「教科書に載ってた」みたいな反応が殆どなので、
そういう説明無しに「独歩さんいいよねー!」って話せるのは楽しかったですよ。
まあ、ゲームやってる人が全作読破している訳でもないので、
(私もまだ独歩さん全作読破した訳でもないし)
ゲームと声優さんの話には付いて行けないくせに、
やたらどの文壇話にも喰い付く私は
やっぱりちょっと変人に思われたみたいですが、その位は仕方あんめエよ。

| 近況。 | 17:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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インフル渦

 今年は例年になく冷え込んで、インフルが猛威を振るっているようですね。
うちの道場の子でも「AB制覇したぜ!」っていう猛者?からの報告がありましたよ。
我が家も例外なく頂きましてナ。
息子が学校から貰って来て私に移り、私から夫に移り、元気なのは猫姉妹だけ、という有様。
その後一応夫も会社に復帰したものの、
私が看病疲れで職場から帰るなり戻してぶっ倒れる、というもうわやくちゃな如月冒頭でありました。
久しぶりに読み会の定例会に顔を出せるかな、とかちょっと思っていたのだけれど、
私自身がもろ外出禁止期間で、無理でした。
ここんとこ縁が遠いんだな、げっふ。

 1月の末に、小川忠太郎先生の追悼式典・刀耕忌に呼んで頂きまして行って来ました。
その模様を2頁程度にまとめたものを主催の宏道会ブログで掲載して頂きましたのでご報告。
なんかもう、全然坐禅会も勉強会も参加できておらんのに
非常に喜んで頂きまして、有難い限りです。
あと、これのブログが良かったです。
「頑張らない」大事。
初めてここへ行った時もそういわれたのが嬉しかったので続いたのでした。

 なんかこう、この所文学館の独歩さん絡みのイベントに行くのが楽しみだったんだけれど、
色々予定が飛びまして、まあもうなるようにしかならんわな。
期待をしてはいかんのだ。
ひたすら現状を由としませうぞ。

| 近況。 | 18:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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