おひさまのかたち

日々つれづれ。剣道・読み語りなど

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霜月朔日

 うぬぬ。
まあ其れ成りに想定していたつもりですが、中々厳しい状況続行中でありまする。
私が焦った所でどうとなるものでもありませんけれども。
国木田治子さんとか高村智恵子さんとか偉いなと思ふ今日この頃。

 坐る方は100呼吸28分いった次の日に10分で気が散ってカウントをロストするとか、
ぎっこんばったんやっておりまする。
でも神経緩和剤呑むより副作用が無くていい。
いい精神安定剤。

 『芸術新潮』11月号北斎特集を買いました。
おまけについてくる北斎漫画復刻版。
暫く絵の練習にコレの模写をしようかと思っていたのですが、
難易度が高くてちょっと躊躇しておりまする。
夫には「買った画集、片端から描かなきゃいけない訳じゃないんだよ?」
と言われるんですが、画集なんて高価なもの、
買ったら写さないとと思う私は根っから貧乏性なんでしょうかね。
毎度結局全部は写しきれなくて力尽きているんですけれども。

10月の読書
読んだ本の数:5
読んだページ数:1319

日本文学史 - 近代・現代篇二 (2011-09)日本文学史 - 近代・現代篇二 (2011-09)
自然主義からの文壇の流れ、作家の思想から生まれる作品の粗筋がまとめて読めて楽しかった。ゲーム文アルに出てくる作家が大勢簡潔に説明されているので、自分の推しのところを読むだけでも楽しいかも。それにしてもこれだけの作品量を、周辺事項まで含めて愛ある情熱で読み潰すドナルド・キーンは凄いなあ!
読了日:10月13日 著者:ドナルド・キーン

ヒャッケンマワリ (楽園コミックス)ヒャッケンマワリ (楽園コミックス)
百閒先生を知らなくても楽しめる。明治から戦前にかけての生活が重層的に描かれていて、淡々と、しかしみっしりした重量感を持って立ち上ってくる。盲目の検校との付き合いは、良かったなあ。
読了日:10月18日 著者:竹田昼

銀河鉄道の彼方に銀河鉄道の彼方に
始めに、ジョバンニと思われる人物が「G※※」と表記され、カムパネルラは「C※※」、では「T※※」は高田三郎?(又三郎)などと賢治パロとして楽しんでいた。その後世界が跳び、読んでいる最中、色んな言葉が私の中を錯綜した。
ソクラテスはプラトンに、その場、その時によって言葉の意味や捉え方はまるで変わるのだから、私の言ったことを文字にするな、と禁じたそうだが、その事を思い出した。
この間『維摩経』の解説で、「何物にも捉われない事」というのを読んだが、言葉が何を指し示すのかさえ捉われない、という世界に驚いた。
『風姿花伝』にある「時分の花をまことの花と知る心が、真実の花になほ遠ざかる心なり」の事を言っていると思った。
竹西寛子の「もはや記憶の中にしか留まり得ないものは「ない」のか「ある」のか」という疑問の答えに向かっていて圧倒された本だった。
読了日:10月21日 著者:高橋 源一郎

恋する民俗学者 (1) (カドカワコミックス・エース)恋する民俗学者 (1) (カドカワコミックス・エース)
この時代の自然主義を当時の世相も含め実に丁寧に漫画化していると思った。木曜会辺りはよく作品化されているが、江戸から明治への過渡期だった自然文学を描いている作品は少ない。それだけでも貴重で良作だと思う。ただし、厭世観の強い柳田(本作では松岡)を題材にしているせいか、明治の社会的激動と独歩曰くのアンビション(野望論)、書かざるを得なかった作家たちの激情に欠ける所が残念でならない。
読了日:10月22日 著者:中島 千晴

新婚のいろはさん(1) (アクションコミックス(月刊アクション))新婚のいろはさん(1) (アクションコミックス(月刊アクション))
あっさり軽めな恋愛っぽいものを読みたい人には良いかも。
読了日:10月26日 著者:OYSTER

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