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おひさまのかたち

日々つれづれ。剣道・読み語りなど

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本物を見に

 初~三段の審査がありまして、その前日、受審予定の子達と稽古をしてきました。
基本打ちの所は、「やっぱり、こうやって見ると君の打ちは綺麗だなあ」と
先生に褒めて頂きまして、嬉しくなったその途端、打ちがぶれるぶれる。
・・・それが駄目だっつーのに!
自分的には、相面(双方同時に面を打つ)の稽古になると、
この所の打突率の低さが気になって自信がない。
そうすっと打った後に自信がないのが「見えるよ!」と注意されました。
だからそこで気持ちがぶれるのが!
・・・「鼻歌の余裕」、「鼻歌の余裕」。


 以前から、坐るのに呼吸100で30分、というのをなんとなく目標にしていました。
(範士九段楢崎先生は30分で呼吸40とかおっしゃっていたんですが、
まあそういう宇宙人的なのはちと置いといてさ。)
最近、調子がいいとそれに近くなってきました。
坐るのは毎日やれ、って言われるんですが(←小川忠太郎が本の中で言うの)
前日に理由つけてサボると、翌日伸びないんだな。
気が散って上手く行かなくても何でもいいから、
坐る時間を作ろうとするのが大事みたいですよ。
この間自己ベスト・28分というのを出して、「おお!」と思うと、
翌日は欲が出たり気が散って全然駄目。
・・・だから「鼻歌の余裕」ー!

r839.jpg
(国木田独歩『病床録』)

 翌日、昇段審査に付き添いで行ってきました。
こういうのって大概係員で仕事しているので、付き添い・見学だけって珍しくてちと楽しかった。
隣に居た方が元保母さんで、気が合って散々お喋りして来たんですが、
その方の子どもは初段を受けに来ていて、お母さんは剣道未経験者。
中学の部活で顧問の先生も未経験者なので、
先輩が後輩に教える、というかたちで剣道を学んでいるそうです。
だから、剣道の最高段位は三段だと思っていたそうです。
その子の審査は筆記は見ていないんで分からないですが、
私の見立てでは合格だったと思います。まっすぐ身体を前に出してよく面を打っていました。
ただそういう状況なので、なかなか試合に勝てないのを悩んでおられました。
試合なんて学生の間だけのことだし、私は剣道に試合は不要だと思っている人なんで、
全然気にしなくていいと思うんだけど、
でももっと上とか本物を見られたらいいなあ、とは思ったのでした。
初段を合格できるように指導してくれた先輩が偽モノ、って訳じゃないんだけど、
もっとずっと上とか、本物って、別物に見えるし、別物になることがままある。
しょっちゅう本物、って訳には行かないでしょうけれど、
若い内に本物を見ておくと、経験しておくと、世界が広がるんだよね。
剣道だけじゃなくてさ、芸術でも文献でも社会でも。

うちの子供たちは、病後リハビリ中の1人を除いて全員各段に合格しましたよ。

 テレビのかりそめ天国ってので剣道やっていたそうです。
二段の人が八段に挑戦するの。
テレビだからお笑いにまとめていたけれど、
上を目指してかかっていこうとする姿勢がいいじゃないか。
私も二段の頃に、当時まだ八段でいらした森島建夫先生に稽古して頂いて、
大層感動したもんだ。

| 剣道 | 12:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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